2011⁄01⁄25 Tags :
考えてみたモノづくり

先日ご指摘のコメントを頂きました。
「
23/奴隷区の芸術コンテストで作品審査をしたので、結果発表」
私がプロでも無いのに批判していることを
良く受け取れなかったそうです。
批判というよりも、批評のつもりだったのですが
よい機会を与えて頂いたので考えてみました。
プロとはなにか?
人によって、答えが変わる問題だと思います。
・
お金をもらって仕事をしている・
他の人に出来ない芸当ができる・
ブッたまげた経歴や学位がある私の価値観としては「お金をもらって仕事をしている」が
なんとなくプロフェッショナルの領域かな?という気がします。
八百屋さんでも、デザイナーでも、土方でも。
お金を対価に、責任をもって仕事をしているのであれば
それはプロだと思う。私はフォークリフトをスイスイ乗り回すことは出来ないし
クライアントと向きあってモノを作ることも出来ません。
重機なんかも私が扱えば、即大惨事になってしまうでしょう。
「
他の人に出来ない芸当」も必然的に当てはまりそうですね。
批判と、批評について
違いがよく分からなかったので
ひとまずヤフーでググってみましたヾ(´ー`)ノ < ナンテコッタイ
文芸・美術・文化の議論における「批評」
critique は、美学あるいは文学理論においても用いられる。そこでのcritiqueとは、主に詩、絵画、遊びなどの「作品批評」を意味する。この場合、「批評」とはより幅を広く取って、「ある作品の出来・品質・良し悪し(quality)についてのあらゆる議論」を指すことになる。
ウィキペディア:ひ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【批評】
批評・批判
[用法] 批評・批判――「映画の批評(批判)をする」のように、事物の価値を判断し論じることでは、両語とも用いられる。
◇「批評」は良い点も悪い点も同じように指摘し、客観的に論じること。「習作を友人に批評してもらう」「文芸批評」「批評眼」
◇「批判」は本来、検討してよしあしを判定することで「識者の批判を仰ぎたい」のように用いるが、現在では、よくないと思う点をとりあげて否定的な評価をする際に使われることが多い。「徹底的に批判し、追及する」「批判の的となる」「自己批判」
Yahoo!辞書:ひ‐ひょう〔‐ヒヤウ〕【批評】
「私は批判ではなく批評のつもりだった」(`・ω・´)キリッ
見事に学の浅さが浮き出てしまいましたね。
まぁ、同じ場面で使っても問題はないみたいです。
批判をすることはプロにしか許されていないのか?
あれぁれぁのコンテストではYahoo!辞書にある「批評」の
意でコメントをしました。
そのイラストを見て、どう思ったか?
更に良くなるには、どのようにすればいいか。
褒めちぎったコメントで終わる無難な方法でも良かったです。
ただ、イラスト投稿が客観的に見てても面白かったので、
今後につなげて欲しいという意で、
良くも悪くも気になった点を挙げました。
さて話は戻って、批判をすることはプロにしか許されていないのか?
私の考えとしては、
駆け出しなほど批判に挑戦した方がいいと思います。(果たして、どれだけ中身のある批判が出来るでしょう?)
それはもぅ、自分のことを棚にあげて
良い点、悪い点、片っ端から列記していきます。※会議でなく個人でやるなら紙の上や、心の中で。ヤジや騒音にならぬよう。
そこで出てきた
評価点は、自分が大切にすること。
また、
問題点は自身がこれからするべきこと・気を付けること。「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが
批評することで自分が抱えている課題を
客観的に捉えることが出来ていくと思います。
また、中身のある批判をする為には
・
対象をよく考察する・
参考文献なりの裏付けへの知識・
コメントを書く技量(長くても短くても、残念なことに)
とても時間とパワー、知識や経験が必要になります。
重要なのは、挙げた問題点に対して
「どのように解決すれば良くなるのか?」という案を挙げること。自分なりの答えを出さずに終わってしまうと
ただの悪口になってしまうのでご注意を。
中身が無さ過ぎる程、ショッパくなってしまいますよ。
ホントの批評・批判と、例外
本気で
絵描きや
イラストレーターになりたくて
かの有名な某大学などに入ると(入ってれば)分かりますが
今回行った私のコメントは、批評ではないレベルです。
言うなれば、筆で撫でたようなそよ風さん。
専門的な批判は、例えるなら公開処刑くらいの領域かもしれない。
また、下手な素人の口出しになってしまって
仕事に支障をもたらせてしまう場合は、おとなしくしていた方が
上手く運ぶ場合もあります。
(さっきの知識や経験が該当するかもね)
他にも、友人などと遊んだりの場面でやるのも
妙な空気にしてしまうことがあるのでご注意を。
ホンワカしたコンテストでは、もうちょっと抑えた方が良さそうですね。
私も、上手いこと場を見て判断しなけりゃなぁ。






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テーマ : ことば ジャンル : 学問・文化・芸術
こんばんは
違うかも知れませんが、
プロの方は余りにも専門的になりすぎて
足元が見えてない事がたまにあります。
おやじの仕事がらみですが、機械のトラブルで
余りにもマニアックなところばかり原因追究して
機械の素人の子が、これ?なんですか???
ってとっても初歩的な場所を指摘して
意外とそこが原因だったり・・・
はたまた作ってもらった食事に、どう?おいしい?
ってきかれて、いろいろ批判、批評?トークしたり
感性、感覚ってひとそれぞれなので
そのコメントにどうこう考えなくてもいいかも???
おやじも年齢のせいでしょうか、言いたい人には言わせておけば
とか、考えられるようになりました・・・
すみません又、又、偉そうな事書いてしまいました・・・
でも素人の素直な意見です・・・
話は変わりますが、リンクさせていただきました・・・
事後報告で申し訳ございません。
初コメです^q^
批判であれ批評であれ言うのは行き過ぎたものではない場合以外は自由だと思います
プロじゃないなら批判すんなってのはバカげた話だと思います
そもそも批判コメを書いてる本人もあなたの記事を批判してるわけですし
個人のブログなので自由な事を書けばいいと思うよ!
本当に、初めましてと言うべきなのか
微妙な所なのですが・・・
いつも、便器にこびり付いた便のようなブログに、訪問ありがとうございます
私の意見を述べますとね
プロの方も、アマチュアの方も
意見を述べる権限はあると思うんです。
ただ、行き過ぎた批判は・・・どうかと思うのですが・・・
確かに、アマチュアの方には、専門的な知識はありませんが
プロの方からは、また違った視線で、物事を捉えることが出来ますよね
それによって、新たな事に気付くという事もあると思いますよ
これは、絵だけに関わらず色んなことに通ずると、思うんですけどね
それを「プロの方以外コメントしてはいけない」と否定しては
何の為に、言論の自由があるのか、解りませんよね
なんちゃっておやじ さん>灯台下暗しみたいな感じでしょうか?
色々細かい事を知りすぎてしまって、全体が見えなくなってしまう。
という場合もあると思います。
私自身にも、思い当たるフシが結構あるので
「ギクッ」としてしまいました。
離れて見たり、広く見たりと客観的な視点を忘れないように注意します。
日頃、常に考えているわけではないのでご安心を。
大体の事は何も考えずに「そいつぁ、すげぇや」と返して
記憶にございませんという場合がよくあります(それはそれで問題ですが)
このブログを「アイデアノート」という名目で始めた事にしがみついて
今回、自分なりに考えた事を書いたまでです。
批判・批評しなければならない!ではなく
するなら悪口にならないようにした方が、自分の為になるのかな?
という一案として受け取ってもらえれば幸いです。
リンクありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
かちゅりー☆ さん> はじめまして。
行き過ぎるというか、中身がなさ過ぎてしまうと
批判を通り越して暴言にしかならないんじゃないかと思いました。
応援ありがとうございます。
これからも自由に書いていこうとは思います。
妙な暴走に向かっていれば、遠慮なさらずご指摘下さいね。
大喬 さん>はじめまして。
そんな卑屈な自己紹介しないで下さい(笑)
プロの批判だとしても、団体や派閥があれば
オトナの事情としての批判になってしまう場合があるような気がします。
(政治の与党、野党ではありませんが)
人の好みというか、嗜好のようなものは多種多様あって
自分の中ですら年齢によって異なっています。
今の私の考えも、後年には変わっているかもしれません。
行き過ぎた批判について、ひと通り書いた後に
井筒 和幸監督を思い出しました。
彼は、少し強い口調で批判や批評をするのですが
それに対するアンサーを、自分の映画として大きなメディアで返してますね。
これくらい出来る人なら、行き過ぎた批判にも味がある気がします。
はじめまして、こんばんは。
ちょくちょく覗かせていただいておりました。
記事の内容が普段自分が気にかけない(目をつけない)ような視点のものばかりなので(単純に私の視野が狭いせいかもしれませんが)、感心しながら見させていただいております。
批評・批判って難しいですよね。
特に、こういったネット上では顔が見えない分、難しい気がします。
文字だけだと冷たい印象になってしまう時もあるかもしれないわけですし。
ただ、プロでなくては批評なり批判なりをしてはいけない、ということはないと私は思います。
もちろん、行き過ぎた批評・批判は避けるべきだと思いますが。
(そうすると、非難になってしまうのではないかと思うです)
批評・批判って相手にもっと良くなってほしい、成長してほしいという想いがなければ出来ないと思うので。
(本当に気に入らなかったら無視すればいいわけですし)
…と、色々考えさせられました。
初コメで長文・駄文をすみませんでした<(_ _)>
藍原ソラ さん> はじめまして、こんばんは。
ご覧下さって、有難うございます。
ちょっとした気分転換として見て頂いてもらえれば嬉しいです。
テキストのみ(画像を使わなければ、ほぼ同じフォント)による
冷たい印象というのは、批判に限らず色んな場面であると思います。
だから笑っている(喜んでいる)好意を伝えるのにも
「(笑)」「^^」「www」など、環境に合わせて
色んな補足が生まれているんじゃないかな?と思います。
行き過ぎた批判というのも、環境によって変化するかもしれません。
趣味で楽しく書いてる中高生と、画壇へ向かおうとしている人には
同じような批評・批判にはならない。
今回は私が趣味のイラスト投稿コンテストという環境に対する
言葉の選び方が甘かったのかもしれません。
仰るとおりで、批評・批判には結構労力がかかります。
調べて、知って、考えて、書かなければならない。
頂いた指摘も、察するに掲示板や作品などをよく観察されているようで
すごい時間を使った上でのお言葉だと思います。
批判が全てではありませんが、作り手書き手としては
指摘は天狗の鼻にならないように気付かせてもらえる存在でもあると思います。
「本当に気に入らなかったら無視」
これが本当に辛かったりするんですよね。