写真をモノクロに加工する時、生きた写真に仕上げる方法

今回は、カラー画像を白黒にする方法を紹介。
色相の彩度を下げるという選択もありますが
チャンネルミキサーのモノクロを調整すれば、
より生きたリアルな白黒の画像を作ることが出来ます。
動物の写真をモノクロにする
今回テストする画像はこちら
寒くなってきて冬毛になり、毛を撒き散らす彼がモデルです。

チャンネルミキサーでモノクロ画像にする

先ずは画像を開いて
メニューのイメージ⇒色調補正⇒チャンネルミキサーを選択。

チャンネルミキサーのウィンドウが開かれるので
ここで左下にある「モノクロ」をクリックしてチェックを入れます。

これが、モノクロ変換した時の状態。

出力先チャンネルが「グレー」になったミキサーを調整します。
元の画像のRGBソースチャンネルをそれぞれ動かしてみる。
始めたばかりのコツとしては
RGBそれぞれの値の合計を100%にしてやると
広いグレートーンの画像にすることができると思います。

出来た画像がこちら
背景にあるケージの緑色を濃くしてやることで
ウサギの顔をハッキリ出すことが出来ました。
別の方法と比較してみる
他にも画像をグレーにする方法を試してみました。
イメージ⇒色調補正⇒色相・彩度⇒彩度:-100

イメージ⇒モード⇒グレースケール

どちらも、アクションの数が少ないので
時間が無い時に便利なテクニックだと思います。
ですが、生き生きとしたモノクロ画像を作る場合は
チャンネルミキサーを調整して制作した方がいい気がします。
実は、そこそこ経験を積んだデザイナーさんも
チャンネルミキサーを使わずモノクロ画像を制作している場合があるそうです。
時間に追われる職なので、気持は良く分かりますが。
ポスターに大きくモノクロ写真を載せたいなど
メインの画像に利用する際は、ぜひ覚えておきたいテクニックですね。







ブログランキングに参加しています。





ブログランキングについて