うとうと見れる映画がいいね 11/2/17(19:24)
1970⁄03⁄11 Tags :
あまり映画を見ないけれど、映画談義

◯ ここ最近。ふと思い出した映画があります。
「真珠の耳飾りの少女」というタイトルの映画。
絵画好きの方は、映画は知らずとも
タイトルでピンと来ると思います。
1665年頃に描かれたヨハネス・フェルメールの作品
試しに検索したら、wikiには作品単体でページが作られてるのですね。
そんなに沢山の映画を観たりはしないので
内容について、ツラツラ書ける訳ではありませんが
淡々としてユックリと観るのにいい映画だと思います。
ジャンルは恋愛映画だそうで
レンタルでは恋愛映画のコーナーに置かれているようです。
見所はフェルメールと、下働きのグリート(映画内での少女のモデル)
の決して許されない色恋沙汰。
嫁の嫉妬、画業の大変さ、オーナーの変態っぷり。
なんかが一般的なんじゃないかと思います。
画業の大変さ辺りは、時代は残酷なものだねぇ
と、改めて感じさせてくれます。
(現在、一般認識されてるフェルメールの評価はそんなに古くないんですよね)
1600年辺りの、西洋の風俗を眺めるって点も見所かもしれない。
◯ が、たぶんあまり多くの人が(しょうもなさ過ぎて)
語らないであろう場面が「グリート(少女)の指」です。
主婦の方を始め、自炊されてる学生
飲食店で洗い物をする機会が多いバイトの方などは
手荒れなどを思い出してみると、よく分ると思います。
グリートが、フェルメール家に下働きに入るちょい前からスタートするのですが
始めはキレイな手をしています。
でも下働きなので、掃除に洗濯、炊事に雑事をこなして行くうちに
どんどん手が荒れていくんですよね。
物語を見始めた時から、労働環境に対して
グリートの肌の質感が変化するのか、なぜかハラハラしていましたが
無事に(?)手荒れになって行ってくれて、なぜかホッとしました。
グリートにしては散々な出来事なのですが
私には、その荒れた指が美しく見えました。
整っているだけが、本当の美しいって訳でもないんだよなぁ。
「愛おしい」という表現の方がピッタリかもしれない。
ホトホト、ネタに困ったら書こうと思っていたのですが
いざその場になったところで、対した分量は書けないと思うので
今、書いておきました。
と、先日書いたのですが
あまりにも長ったらしくなったので本日に回します。
絵画好きの方から、恋愛物好きの方まで楽しめる映画だと思いますよ。
あまり派手な大恋愛じゃなくて
淡々としているので、興味のある方はのんびり御覧下さい。







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