同じタイプだけど、別の質 11/3/10(18:02)
1970⁄03⁄11 Tags :
少々、長くなってしまいましたが制作小咄をば。
ここ数日の動きは、テーマで切って
メイン記事に書いた方がいいかもしれない。
どうまとめようかな…。
たかが紙。されど紙。竹尾さんにお邪魔したくて仕方ない
◯ まずは次の2枚を御覧下さい。


※クリックで拡大表示します。
パパッと撮った写真なので、なんとも言えないかもしれませんが
違いが分かるでしょうか?
形が違う、紙の色が違う、色が違う
色々と違いが出てくると思います。
今回の写真描かれている形に意味はありません。
意味の無いものを描いたわけでもなく、単純にテストで引いたライン。
2種類の紙をテストした結果です。
数度、絵の具を重ね塗りしたり
水をたっぷり含ませたり。
一度、ただの水で濡らした上に滲ませたりもしています。
左のクリームがかったモノが「バロンケント」
右の白っぽい方が「何かしらのケント紙」(いただき物なのです)
私の好みとしては、うっすらクリームがかった
バロンケントという紙の方が好きなのですが
いただき物のケント紙(多分、全紙サイズ)が大量にあるので
その紙からB2サイズの作品を作ろうと考えていました。
で、テストした結果がこれ。


※クリックで拡大表示します。
今のブームとしては、水彩絵の具ではないですが
滲みや重なりなので、絵の具の粒子の具合が
技術テーマのひとつになっています。
画用紙に比べて、ケント紙は表面がツルツルしているので
上手く滲んでくれるか不安でした。
バロンケントの方は、想像以上に出てくれてます。
けれど、もう一つのケント紙はイマイチ。
こういう時に使う用語かは分かりませんが
泣いているという印象です。
(一般的には先に塗っていた色が、後に塗った色に溶けて滲むこと)
用語としては、沈んでしまっている。という方が正しいかも。
基本的に、私はズボラで
あまり絵の具の浮き沈みには気にならなかったのですが
今回のモノはあまりにも酷くて、直ぐに却下。
時間がシビアにも関わらず、即時ネットでバロンケントを注文しました。
画材販売.jp:https://www.gazaihanbai.jp/

初めてのお店だったのですが、ウダウダ言ってられないので
欲しい寸法を想像して注文。
バロンケントの全紙を数枚購入。
なんか、紙の品揃えが良かった気がします。
品揃えというよりも、サイトレイアウトが分かりやすかった。
大きな紙がほしいって時は、ご参考下さい。
画用紙と(憧れの)ニューブレダンにもハッキリ差があるように
ケント紙にも特徴がありますね。
(滲ませたり重ねたりと、紙の目的からは
イレギュラーな使い方してるんで、ブーたれることはないですが。)
改めて、事前のテストは欠かせないということが分かったのでした。
◯ そんな事をしつつ、画板専用のパネルを2枚作りました。
あくまで「画板」、人様にお渡しできる仕上げではありません。
今回の挑戦、色々とイレギュラーな作業をやっていきそうです。
いくら検索しても下準備の方法が見つからない。
多分、行われてる方もいると思うんですが
成功にしろ、失敗にしろデータという観点で記事にしてみようと思います。
その前にありきたりだけど、
ちゃんとした方法も書かないとマズイかな?
いつ、どなたの役に立つ(無茶苦茶なので)かは分かりませんが
お楽しみに。







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