ポリゴンの世界で起きた「奇妙なパレード」の映像

先月、一気に注目を集めた映像。
KILLスイッチが入ると社員の大量殺戮を開始するロボットパレード
として見た方もいるかと思います。
Flying Lotus の曲 Kill Your Co-Workers のビデオを紹介。
Flying Lotus / Kill Your Co-Workers

※実写じゃないけど、ちょっとバイオレンス
音楽・映像について
音楽はロサンゼルスのDJ Flying Lotus (フライング・ロータス)さん。
メインはHip Hopを作られているそうですが。
ジャズや電子音楽、ブラジル音楽などからも影響を受けているそうで
今回の曲 Kill Your Co-Workers も電子音バッチリです。
電子音を軸にしたブレイクビーツという感じで
これだけ崩したリズムの曲は作るのが大変そうです。
意図的に音域を絞っている印象があって
ファミリーコンピューターのようなレトロな音楽を思い出しました。
Flying Lotus Webサイト
http://www.flying-lotus.com/
映像はCGクリエイターのBeeple
ことMike Winkelmann(マイク・ウィンクルマン)さん
映像作家という訳ではなくて、グラフィックが専門だそうです。
この映像はCinema 4Dというツールを使って作られたもので
制作ファイルがそのままBeepleさんのWebサイトにて公開されているそうです。
Beepleさん曰く「これはオープンソース・ビデオなんだ。
プロジェクトの全ピースは人々に開放されているよ」
スゴイですね。
老舗のうなぎ屋さんが秘伝のタレをタダで配ってる印象です。
今回のビデオのようなアニメーションを作ってみたい方は
ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
Beeple Webサイト
http://beeple-crap.com/resources.php
※以下、作品内容です。
映像ピックアップ

あからさまにポリゴンの世界。
色が塗られてないところから始まります。

街で大規模なパレード

盛り上がってきた所で、KILLスイッチをON

パレードのロボットが大暴走を始めます。
人の血も全てポリポリしてます。

分子レベルで解体?
よりポリポリした壊され方をしてます。

KILLスイッチがOFFになって、ロボット正常化。
意図的にやってたので、先のも正常かもしれませんが。
街の人と大盛り上がり。
おっちゃん、頭が血まみれですよ。
ロボットも収まって、街では再びパレードで盛り上がりましたとさ。
止まること無く流れ続ける音楽と、展開されていく異常が合わさって
いい感じに不気味な世界観にまとめられていると思いました。
人がボロボロになりながらも
誰もが逃げず、常に笑っていて怖くなってくる。
ファミコン系の不気味な感じの音楽を思い出してしまって。
ラサール石井のチャイルズクエストのビルダンジョンとか。
うーむ、古いですね。
![]() | Pattern+Grid WorldARTIST:Flying Lotus フォーマット:CD (2010/9/11) ジャンル:Club Electronica Breakbeats ディスク枚数: 1 レーベル: BEAT RECORDS / WARP RECORDS ![]() |








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