ペットに課税という案が出ているので、考えてみた。

先月26~7日に出回ったニュースなのでご存じの方も多いと思う
民主党税制改正プロジェクトチームが行った政府への提言案で、
犬や猫などペットへの課税を検討課題とすることの要求。
色々と考えさせてもらったので、思い付いたことを書きます。
ペットに課税、飼育放棄防ぐ!?民主チーム検討
民主党税制改正プロジェクトチームは26日、2011年度税制改正に向けた政府への提言案で、犬や猫などペットへの課税を検討課題とすることを求めた。
ペットの無責任な飼育放棄などが、行政による処分費用の負担など「負の連鎖」につながっているとして、「地方自治体による登録制を導入して課金も行うことなども含め検討を提言する」とした。
課税を通じてペットの適切な飼育を促し、税収を処分費用に充てることを想定している。民主党関係者は26日、「ペットは家族の一員という人が増えている」と述べ、課税には一定の理解が得られるとの考えを示した。ただ、ペットへの課税は今年度の税制改正論議で検討課題に上っておらず、11年度税制改正で実現するかどうかは不透明だ。
過去には自民党も、動物を飼ってもすぐ捨ててしまう飼い主を減らすため「ペット税」導入を検討したことがある。
(2010年11月26日23時31分 読売新聞)YOMIURI ONLINE:ペットに課税、飼育放棄防ぐ!?民主チーム検討
この記事は、読売新聞社の許諾を得て転載していますYOMIURI ONLINE:読売新聞社の著作物について
納税の形式は?危険が危なくならないよね
税金は購入時、飼育開始時に納めるのか
それとも、月や年単位で納税していくのかが書かれていないので
十分に考えることが出来ないのですが
継続した形で納税していくなら、更に飼育放棄が進んでいくと思う。
そして、記事には「犬や猫などペットへの課税」と書かれているけれど
どこまでの動物(種)が納税対象になるんだろう。
人の好みは多種多様です。
私は苦手なのですがクモやサソリ、ムカデなんかの多脚類に対して
好愛している人がいることは知っています。
一般の人からすると危険に感じる動物も、彼ら彼女らからすると魅力の塊。
私とは違うけど、本人たちの愛情は理解できます。
家族の一員という人が増えているは、どこ情報なの?
「ペットは家族の一員という人が増えている」
と、言っても全ての人がでは無いのが事実。
動物にせよ昆虫にせよ、魅力を感じ飼い始めたものの手に負えず
飼育放棄してしまう人もいると考えます。
チワワのような愛玩犬や猫など魅力を感じ、
飼育を始めたものの手に負えない。
また、金銭の問題などの何らかの原因より飼育放棄されています。
考えがよぎってた人は「野生に返るだろう」と安易に考えないでください。
最低でも、見知らぬ治安の悪いスラム街に置き去りにされた
位の感覚でいい。
話は危険そうな動物に戻って
ワニガメやヘビ、サソリなんかがいい例だと思うけど
放棄かは分からないけど、
人に対して攻撃する恐れのある生き物も、現れてる。
飼育放棄か、逃げ出したかは分かりませんが
結局は危険が危ない。
場合によっては、生態系の崩壊どころの話では無くなるのではないか
と思いました。
公園のベンチに座ってたら、手元にタランチュラがいたとか
勘弁して欲しいです。
結局は危険が危ない。
ペットって一体なによ?
何をもってしてペットというか。
牛や豚などの畜産業の動物はペットではなく商品です。
では、医療などの為に飼育されている動物は?
これも実験動物として商品でしょう。第三の家畜と称されているようです。
では、絵画・作品等のモチーフとして飼育している動物は?
完全に趣味として制作しているのならば、ペットと言う気もします。
イラストレーター、画家、彫刻家、生業の一部として飼育している方は?
しかし、論文などの記述の際に必要・重要だったものであれば?
愛玩含めで飼われていたとしても、資料でもあります。
まだ、検討課題の件ですが、検討されているんですよね
特に気にする必要も無かったので、考えたことが無かったのですが
この税制の話を知って色々考えました。
一体、何をもってしてペットというか?
結局のところ、自分の中でも結論は出ていません。
この課税が開始し、飼育放棄される動物が増加するか?
真相の事は分かりません。
反対に減っていくか?と考えると、そんな気もしません。
先程の生態系の崩壊どころの話では無くなる。
というのが、とても不安でならないです。
まだ検討課題の件です。
ただ、この案からは、目先の税金しか考えていないように思えました。
スピーチなどの声明ではなく、時事まとめの記事でしたが
未来に繋げる(意識した)ような雰囲気は感じられず、とても悲しかったです。
私は専門家ではありませんので、事の深部までは分かりません。
少し偏った考えかもしれませんが
ペットを飼っている人は、一案くらいに見てもらえればと思います。
追記
多くの動物を飼われている方からコメントを頂きました。
今飼っているのが、ウサギ一羽だけなんで気付かなかったんですが
ネオンテトラやグッピーなどは
大きな群れで泳がせることが、魅力の一つです。
群生させて楽しむ場合は、1尾1尾に税金がかけられていくのでしょうか?
メダカのように自然に産卵し繁殖を楽しまれる方もいると思います。
購入時、飼育開始時での課税となると
産卵され、それが孵ると「新たな命」として課税になるんでしょうか。
新たな命が生まれて、感動して、税金払って、
知らない間に食べられてた。
(´・ω・`)
二重で落ち込んでしまいそうです。
まぁ、繁殖設備の管理は置いておいても
群れで飼われている生き物が、いっきに野に放たれてしまう。
ネオンテトラ、グッピー、外来種の飼育は珍しくありません。
カエルのツボカビ病や、鳥インフルエンザでは無いですが、
一つ間違えると阿鼻叫喚の騒ぎになる気がします。
場合によっては、職を失う恐れさえ連想してしまう。
検討課題の要求に対して、考えすぎかもしれません。
しかし、新しいルールに対してはそれくらいでも良いような気がしました。
morinofさん、拍手コメントありがとうございました。







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